YABUへびぃ 2008年11月

オリジナル曲作成・カヴァー曲選曲・心に残っている名曲にまつわる裏話、或いは日々の生活をのんびり暴露していきます。

YABUへびぃ

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レジスタンス 

AVANT-GARDE(アバンギャルド)とは、修大フォーク時代の二つ上(T先輩とS先輩)のギターデュオのことである。
アマチュアではあるが、影響を受けたアーティストからこの名前は外せない。




レジスタンス/AVANT-GARDE

誰だってみんな 夢を抱えている
キラキラと輝く素敵なロマンを
だけどいつの間にか 乾ききった風の中で
ありふれた毎日に 身をやつしている

張り裂けそうな思いで夜を迎えて
打ち砕かれた情熱の欠片集めた

逆らってみたって無駄な抵抗さ
矛盾した社会の中に飲み込まれてゆく

現実の壁がいつでも 俺達を閉ざして
やりたくない事ばかり 押しつけられている


今だからこうして 好きな歌歌ってるけど
いつまでも気ままな身分じゃいられない

嫌でも時の流れに飲まれてしまう
満員電車に揺られ味気ない日々さ

働かなくちゃ食っていけない
生きていくためには夢を削るしかなかった

現実の壁がいつでも 俺達を閉ざして
やりたくない事ばかり 押しつけられている


心は叫んでる だけど黙りこくってる
真実を見つけ出すまで 俺は立ち止まれない
ただの歯車にはなりたくない
俺は生きてるから





お気に入りの曲はたくさんあるが、代表作としてレジスタンスを記事にした。
ここでは、曲よりもAVANT-GARDEについて語りたいと思う。

詞の内容は、社会風刺的なものが多い。

入部して1週間も経たないある日、一つ上の先輩に「勉強になるから」と、ライブハウスに連れていかれた。
ステージの幕が開き、ビックリ!
そこに座っていたのは、昼間部室でギターを弾いていた人だった。

どの曲も聴き応えがあり、すぐファンになった。

曲はさることながら、とにかくMCが面白い。
ライブではMCのほうが長い。
アコギにあまり興味がないバンドの人でも、MCを聴きにライブに来る人もいる。

下ネタが多い。

T先輩は時として「あぶな~い」と言われるネタもする。
しかしながら、ちゃんと自分の信念も伝える。

真似ていたわけではないが、口調も仕草もビートたけしにそっくりだった。

いっぽうS先輩のほうは、とにかくギターが上手い…いや、上手い人はいっぱいいたが、個性的でカッコよかった。

俺はS先輩を、親友SはT先輩を崇拝することとなる。

2人で、AVANT-GARDEの曲はほとんどコピーした。
かなりギターの練習になった。
そして俺は「あんな感じの曲」として、作ったオリジナル曲もいくつかある。

残念なことに、部引退後あっさり解散してしまった。
アコギ2人組にはよくある傾向だったが、あまり仲がよくなかったらしい。
そういえば、練習の時以外一緒にいるところを見たことがない。

俺のユニット・Panntomimeも例外ではなかったが…


当時のライブ録音カセットテープは、全て持っている。
泣きを見ないうちに、早いとこディスクに落とさなければ…
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鉄格子 

ついでではないが、人に提供した曲をもう1曲紹介しておこう。

記事『君のエネルギー』で紹介した、親友S。
彼とはお互い、曲が出来ると真っ先に聴かせ批評し合う間柄でもあった。

ある時俺は、詞だけ完成した作品を見せにいった。
彼が気に入りそうなのは、おおかた予想済みだった。

案の定、「俺にくれ!」と言ってきた。

「曲がまだついてない」と言うと、なおさら強く押してきた。

しかしながら、俺も結構気に入っていたので渋った。

毎度のことながら、その夜は泊まった。

そういう翌日は大概、彼が眠っている間に帰ることが多いのだが、その日も例外ではなかった。

俺は色々考えた。
…当時俺が組んでいたユニット『Pantomime』はわりと爽やかなイメージが売りで、こんな内容の歌詞は合わない。Sならピッタリだ。
そして、その日は彼の誕生日だった。

俺は決心した。
その出来立ての歌詞を書いたレポート用紙の一番下に《Present for you》と書き足し、机の上に置いてアパートを出た。

その後、もちろん彼は必要以上に喜んでくれた。

そして、1週間も経たないうちに曲をつけ聴かせてくれた。

S「1番と2番の字数が全然合わんけぇ苦労したよ!」
俺「意味が変わらん程度に換えてくれてもよかったのに…」
S「それはダメじゃろう。原作は大切にせんと…」
そんな会話もあった。

俺が「こんな感じの曲にしたい」と思っていた通りのイメージ…
彼にあげて正解だった。




鉄格子/YABU

街中を騒がせた不良が 今夜戻ってくる
鉄格子の暮らしを終え 刑務所をあとにする

3年という月日は長かったけど
それでも時間は流れ流れてた

男はやりたい事がいっぱいあった
まずは自分を見捨てた両親と
裏切った女とタバコ屋のオヤジに恨みを晴らす事

だけど何もかもが変わりすぎていた
男の頬の傷を見ても 誰も恐れはしない

それどころか誰も知らん顔
これじゃ自由に振る舞えそうにない

みんな変わっちまった みんな変わっちまった
変わってないのは俺の心だけ
取り残されたのは 俺だけ


「出所の日には必ず迎えに行く」と言ったあいつさえ
その日出迎えてはくれなかった

聞くところによると奴はスナックの女とイイコトになって
1年前この街を出ていったらしい

みんな変わっちまった みんな変わっちまった
変わってないのは俺の心だけ


一番信頼出来る者にさえ裏切られて
男は生まれて初めて 弱音を吐いた

みんな変わっちまった みんな変わっちまった
変わりたくない俺さえも

みんな変わっちまった みんな変わっちまった
変わってないものは 何もない

みんな変わっちまった みんな変わっちまった

みんな変わっちまった…





もちろん彼には報告済みだが、この詞はポルノ映画を観ていて思いついたものだ。

残照 

シリーズは一応終えたが、駄作といえばこれほどの駄作は無い。

’85年、オリジナル作品第1号である。

修大フォーク部はオリジナル曲でないと定期演奏会に出演できないため、9月に大学内で行われる1年生フレッシュコンサートに向けて早速作った3曲のうちの1曲。

実は高校生の時、東京へ転校したギター仲間へ、カセットに録音して送った曲があるのだが…

『君は今頃都会の中 汚れた風を背に受けてる…
一人ぼっちが寂しい時は 君の歌う歌聴きたくなる…』

そんな内容だった気がするが、何せ詞も曲もほとんど覚えていない。

それに人前で初めて演奏した曲となると、やはりこの曲が初めてのオリジナル作品だろう。




残照/YABU

夕暮れの街に背を向けて 泣き出した君に背を向けて
僕は今走り出した夜汽車の中 窓の外に手を振る

二人で温め合った はかない薄明かりの下
なけなしの金で過ごした僅かな時間が 静かに瞳を閉じてる

微笑だけ 美しさだけ 残して出て行けば
君のことは きっと容易く 忘れられると思った


昔の夢を何もかも 忘れてしまえば安心だけど
自分の頬杖でぐっすり眠れるほど でたらめな気持ちじゃないんだ

二人が別れていく話を 疑うつもりはなかった
でもせめて僕の愛したこの街が 明日も輝けばいいのに

微笑だけ 美しさだけ 残して出て行けば
君のことは きっと容易く 忘れられると思った


退屈な時間を抜け出したい 最初はそう思っていたけど
寂しすぎる長い独り歩きの片隅に 君の面影を添えよう





はっきり言って恥ずかしい。

好き嫌いはあれ、独特の世界を築き上げた現在のYABUから見ても、「ダサい」とか「クサい」がぴったり当てはまる詞だ。

曲は確か、さだまさしの『もう愛の唄なんて唄えない』をイメージしたのだが、まったく別物の曲になってしまった。


そのフレッシュコンサート後、演奏したのは1回きりである。

いらっしゃいませ 

シリーズ最後は、この曲。




いらっしゃいませ/YABU

この店の扉を 叩くことができるのは
世界でただひとり 金のカギをみつけた人

知らないうちに 秘密を打ち明けていた
横切ることすら 期待なんてしていなかったのに

愛しすぎないほうがいい 優しすぎないほうがいい
いつも傍にいなくてもいい
寂しくなったら必ず会いに来てください

ようこそいらっしゃいませ 私の心に
いらっしゃいませ ドアを開ければいつでも夢を見れる
このままずっと 笑顔を受け取ってください
どうぞよろしく


相談したって 何の役にも立てないと
わかっていても すべて私に話してくれる

それがあなたの 気休めになるのなら
難しい言葉も 聞いていられる自信があります

愛しすぎないほうがいい 優しすぎないほうがいい
少しいい加減なほうがいい
あなたは今まで通りに生きてください

ようこそいらっしゃいませ 私の心に
いらっしゃいませ ドアを開ければいつでも夢を見れる
このままずっと 笑顔を受け取ってください
どうぞよろしく





『SYMPHONY』時代の楽曲である。

シンデレラの肖像のような、ちょっとウケ狙いのカワイイ曲を作ってみたくなった。

相棒の素晴らしいアレンジも手伝い、曲は申し分無く仕上がった。

だが、失敗だった。

SYMPHONYは、社会風刺だとか自己批判だとか、わりと硬派なイメージで売っていたからだ。
それを、女心もまったく勉強していない俺が安易に作り、艶の無い嗄れた声で歌っていたのだ。

何度も歌っているうちに、だんだん恥ずかしくなっていった。
そして、いつからかLIVEの選曲から外れていった。

思いとは裏腹に、この曲は結構人気があった。
やはり、SYMPHONYでは異色の《可愛らしさ》がウケたのだろう。

そんな中、よく活動を共にしていた女性デュオが、「この曲歌ってもいい?」と言ってきた。
「この曲可愛くてとっても好き!」

もちろん快く、「どうぞ、歌ってください」と返事した。

「楽譜ちょうだい」

えっ!?
コード譜ならあるが、五線譜など書いたことがない。
書けないわけではないが、面倒くさいのでいつも口ずさんで作曲、録音してメロディを覚えるのでいちいち音まで書きとめない。

「今度までに書いてきます」
そう返した。

結構時間をかけて五線譜を完成させ、演奏を録音したテープと一緒に渡した。


それから何度か彼女たちのLIVEを観に行ったのだが、一向に『いらっしゃいませ』を聴くことはできない。

「コピー出来ました?」と、こちらから切り出してみた。

「やりたいんだけど、難しすぎて…」

「べつに完コピでなくても、弾きやすいようにやってください」とは言ったのだが…
結局、聴けず仕舞いだった。


本当に難しかったのかやりたくなくなったからなのかは、定かではない。


記事『OVER THE NIGHT』の時にこの曲が出来たらよかったのに…
と、思った。

空に飛行船 

シリーズ2回目。

前記事と同じ頃、J大学にギター弾き語り初心者の娘がいて、短期間だけ教えることになった。

といっても、ギターが初心者なだけで、ピアノ弾き語りはなかなか様になっていた。

彼女のステージネームは『飛行船』。
オリジナル曲は、まだ無かった。

彼女のステージを観て、その選曲と小柄で可愛らしいイメージから、頼まれてもいないのに俺は彼女のために曲を作った。




空に飛行船/YABU

時代遅れの飛行船 スマート社会の除者だけど
空を飛べることにかわりないから 私はこのままでいい

もうこの時代に必要ないと
誰もが私を蔑み笑う
墜落しそうになった私を
あなたは叱り励ましてくれた

ジェット機のように速くは飛べないけど
ヘリコプターのように格好よくはないけど
風にのせて 夢をのせて
お似合いの空を 歩き続ける


雲の流れに逆らわず 空の青さを損なわず
街の泣き顔笑い顔を 私は静かに見ていたい

のろまな奴だと 煙たがって
誰もが私を追い越してゆく
急がなくても大丈夫
時間ならいくらでもあるから

ジェット機のように速くは飛べないけど
ヘリコプターのように格好よくはないけど
風にのせて 夢をのせて
お似合いの空を 歩き続ける





サビの一部は、彼女がステージの自己紹介で喋っていたことを引用したものだ。
そのことだけは、感激してくれたみたいだ。


後、『空に飛行船』を聴きに、コンサートへ行った。

今までの雰囲気とは異なり、選曲が全部大人っぽい…

俺の作った曲だけが、妙に浮いて聞こえた。

やはり、頼まれてもいないのに曲を提供するべきではない。

OVER THE NIGHT 

今回より3回にわたり、シリーズ記事にしたいと思う。

駄作シリーズとでも言おうか…

作った当初から、そう思っているわけではない。
もしそうなら、当然ボツにしているはずだ。

良かれと思って作った曲も、時として駄作になってしまうものである。




大学3年12月、『冬の定期演奏会』も終わり、フォークソング部を引退した。
相変わらずサークルボックスへは出入りしていたが、少々暇を持て余していた。

そんなある日、

学生フォーク連盟で親しくなったS女子大の後輩から、「曲を作ってくれないか?」という依頼が来た。
彼女もまた、A.ギターのデュオを組んでおり、最後の定期演奏会の曲目に入れたいらしい。

時間は然程なかったのだが、その頃は曲作りが楽しい時期だったので、二つ返事でOKした。

「たぶん、シンデレラの肖像のような曲を望んでいるんだろうな…」
「2、3曲作って気に入ったのを選んでもらおう」
そんな事さえ思った。

がしかし、いざやってみるとなかなかまとまらない。
人に曲を提供するのは初めて、ましてや歌うのは女の子…
そんなプレッシャーがあったのかもしれない。

それでも1曲、やっと完成させたのはバラード調の曲だった。




OVER THE NIGHT/YABU

今夜は優しさだけでいい 君の膝で眠りたい
もう僕はこのまま死んでゆくかもしれない
ちっぽけな言葉で何度も人を傷つけてきたけど
今度ばかりは自分で 許せないくらいさ

だから君もきっと解ってくれるはず
罪を犯した見返りは 君を愛せなくなること

もう少しだね 僕の不甲斐無さも
君だけに見守られ 僕はただ静かに風になる


今迄の僕を愛してくれるなら もうその必要はない
だって昨日までの自分は消えうせてしまったから
それに僕と同じくらい誰かを平気で愛せるなら
僕も愛した覚えなんかないし 愛したくもない

君が捨て売りで幸せを分けてくれると言っても
僕はむかしのようには 答えを出せはしない

もう少しだね 僕の不甲斐無さも
君だけに見守られ 僕はただ静かに風になる


最後の抜け道があるとすれば 夢に置き換えること
この夜を越えたら 笑い話になればいいのにね
笑い話になればいいのにね





「シンデレラみたいな曲が良かったのに…」

やはり、そうだったか…
しかし彼女は、「この曲もいい!」と言って、曲をうけとってくれた。


もちろん俺は、彼女達の演奏会を観に行った。

ステージが始まった。

俺がわざわざ曲を提供しなくても、いい曲いっぱいあるじゃん…
そんな出来栄えだった。

そして俺が作った曲が流れたのは、最後だった。

パンフレットには演奏曲全部の詞が掲載されていて作詞・作曲の欄まであり、俺の本名がしっかり載っていた。

作った曲への満足度とは裏腹に、少々誇らしげに思った。




彼女を車の助手席に乗せる機会も何度かあり、車のアクセサリーにと、ピエロのマスコットを貰った。


鈍感だった…

ある夜、彼女を家まで送る途中、「車を停めて」と言われ停めた。

告白された。

思ってもみなかった。

「ごめんなさい」

皮肉なことに俺はその頃、彼女の先輩に想いを寄せていたのだった。

その後、俺もまた失恋した。




この曲を駄作に選んだのは、後に結成した『SYMPHONY』で何度か演奏したのだが、ある一人の女性がひどく気に入ってくれたことを除けば、この曲に対する評価をまったく耳にしなかった。
なにより、演奏している本人がつまらなかったことである。

そして極めつけは、この曲をどういったシチュエーションで作ったのか全く覚えていない。

リアリティに基づいて曲を作ることが多い中、やはり時間に追われて無理矢理仕上げた曲なのかもしれない。

そばにいて 

そばにいて/おたぶ

今は なにも言わないで
ただ そばにいて
くれないの空 かがやく夕日を 
ふたりで 見ていよう

ふれあう手のひらを 逢わせて
まだ見ぬ 明日を願う
あなたの 笑顔を ずっと 感じていたい

永遠のまぼろし
このまま そばにいて
くれないの空 かがやく夕日を 
ふたりで 見ていよう


永遠のまぼろし
このまま そばにいて
くれないの空 かがやく夕日を 
ふたりで 見ていよう





元々は、おたみソロの曲である。

俺と付き合いだしてから作った曲、
もちろん俺を思い浮かべながら作ったのだろう。

不倫の関係だったので、広島市内を堂々と歩くということは出来なかった。
映画を観るにもわざわざ西条まで脚を運んだり、三次駅前のLIVEカフェ『卑弥呼』に行く機会も増えた。

卑弥呼では毎年オムニバスCDを作成しているのだが、
卑弥呼なしで おたぶは語れない…
そういった思いもあり、CDに参加させてもらうことにした。

と言っても、おたぶにはまだオリジナル曲がない。
その時のテーマが『アイ』(愛・哀・会い…なんでもOK)、丁度おたみが作って間もない『そばにいて』がピッタリだった。

この曲は、おたみがLIVEの挨拶がてらに演奏するオープニング曲として作ったもので、2分足らずの短い構成だったが、
おたぶで演奏する意味を考え、間奏に長いリードGのフレーズを入れた。

CDに残るのだからフレーズをきっちり考えようと思ってはいたのだが、いつもの事ながら半分以上アドリブになってしまった。


さて、

時は流れて、卑弥呼を訪れたとある日…
マスターに「ちょっとこれ聴いてみて」と言われ、耳を傾けた。

流れてきた曲は、洋楽? ポルトガル語らしい…

それにしても、どこかで聴いたことのあるメロディだ。

アレンジが違うこともあり暫く気づかなかったのだが、それは紛れもなく『そばにいて』だった。

演奏しているのは、同じく卑弥呼に出入りしている音楽仲間のLanくんとブラジル人の妻・メリッサだった。
この曲がひどく気に入り、カヴァーしたのだと言う。

Lan君に至っては、「このギターのフレーズが凄い」とべた褒め…

半分適当に弾いた俺としては、嬉しいやら恥ずかしいやら。

彼はロックギタリストなのだが、ギター弾き語りも始めたての頃だったらしい。


実は二人とも面識はあったのだが、俺の性格のこともあり、ほとんど話をしたことがなかった。

これを機会に…と言ってもいいだろう、二人とも親しくなれた気がする。

アマチュア・ミュージシャンとて、
自分達の曲を気に入ってくれて、おまけにカヴァーしてくれるのは光栄なことである。

 

8年前の作品。

何かスケールの大きな歌を作りたくなった。

大海原と鯨が浮かんだ。

タイトルは『鯨』に決めた。

敢えて、歌詞の中に『鯨』という単語を使わずに、

「悠々と海を泳ぐ鯨のようになりたい」

そんな思いを歌にした。




鯨/YABU

いつも つまらないことに腹を立ててそっぽを向いてる
いつも つまらないことに悩んでうろたえている
そんな甲斐性のない自分の死に様を
抱えて黙り込んでいても 何の答えもない

僕にだって 行ってみたいところは幾らでもある
同じ領域をさまよってる間に つきが逃げてゆく

自分で決めた窮屈な自由なんて 
何の意味もない

先の見えない海を泳いでゆく 勇気が欲しい
向かってくる波を乗り越えてゆくだけの
尽きることのない力が欲しい


根拠のないちっぽけな抗争など 跳ね飛ばしてしまえ
ひねくれた臆病な言い訳など 呑みこんでしまえ

小さな私有地の上で威張ってる重役達の
二の舞はごめんだ さあ行こう

先の見えない海を泳いでゆく 勇気が欲しい
向かってくる波を乗り越えてゆくだけの
尽きることのない力が欲しい

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