YABUへびぃ 家族

オリジナル曲作成・カヴァー曲選曲・心に残っている名曲にまつわる裏話、或いは日々の生活をのんびり暴露していきます。

YABUへびぃ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告  /  tb: --  /  cm: --  /  △top

家族 

家族/YABU

今日はこの子の誕生日だから 新しい首輪とリボンを買ってやったの
この子は家族同然だから テレビを観るのも寝るのも一緒なの

まるで自分の身内のように 自慢そうに話していた彼女は
突然遠くへ行ってしまった 腹を空かしたままの家族を捨てて

今度住む所じゃ おまえは飼えないの
とても残念だけど 仕方のないことなのよ

家族ならば家族として 守るべきものがある
あの時の軽薄な気持ちさえなかったら
檻の中の悲しい鳴き声を 聞かずにすんだのに


毎年何十万匹もの野良犬が 帰る場所を失い処分されている
うわべだけの愛情に裏切られて またどこかで脅えるようにうずくまってる

君は目を潤ませながら 熱心に番組を観てる
「できるなら私がみんな 引き取ってあげるのに」

家族ならば家族として 果たす約束がある
わがままや気まぐれの犠牲はもう見たくない
ほんのひとときだけの家族でも ただひとつの命だから





学生の頃、月刊少年マガジンに連載されていた「名門!多古西応援団」というマンガがある。
人情味あふれるストーリーで、お気に入りだった。

今となってはかなりうろ覚えなのだが、その中の一節にこういう話があった。

ある幼い少年が、捨てられた仔犬を拾った。
飼ってやろうと家へ連れ帰ったのだが、親に許してもらえなかった。
仕方なく少年は拾った河原の橋の下へ戻し、毎日餌を持っていってやることにした。

ある日、仔犬がいなくなった。
保健所から来たトラックに乗せていかれたらしい。

団員達は怒鳴り込んだ。
「この子の可愛がっていた仔犬になんて事をするんだっ!」

保健所のおじさんは怒鳴った。
「じゃあおまえら、ここにいる捨て犬を全部引き取ってくれるのかっ!
放っておいたら、ますます数が増えるばかりなんだ!
毎日毎日悲しい顔をした犬たちを何十頭も処分しなきゃならない俺の気持ちがわかってたまるかっ!」

団員達は黙り込んでしまった。

しかしおじさんは、
「飼い主が見つかれば処分する必要はない。明日の夕方までだ…」
と言ってくれた。

次の日、団員達は何とか都合をつけ、急いで保健所へ…

しかし、犬が数頭入っていた檻はもぬけの空。
間に合わなかった。

そこへ、おじさんが仔犬を抱いて現れた。
「あれっ?この犬風邪気味だったんで薬をやりにいってたんだが…
誰か、この犬こっそり引き取ってもらえないかなぁ…
こんなことがばれたら、クビになっちまう。」



俺は泣いた。

この話を読んだ頃、時を同じくして、
テレビのドキュメンタリーで、野良犬とその処分についての放送を観た。
また泣いた。

更に、新聞で
「年間で処分される野良犬・野良猫は60万頭」
という記事を読んだ。

歌にせずにはいられなくなった。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

懐かしい

所十三の作品ですね。
そのエピソードもよく覚えています。
でも、泣いていません、結構涙もろいけど。v-12

URL | yaz #-

2008/08/20 23:14 * 編集 *

yazさん

涙もろいのにこの作品を読んで泣かなかったとは、どういうわけですか?
矛盾しています。(^^;;
「名門!多古西応援団」には、いっぱい泣かされました。
俺は特に動物ものに弱いです。

URL | YABU #-

2008/08/20 23:32 * 編集 *

えっ

いやいや、泣くツボが違うんでしょ、きっと。
家でもドラマやマンガ観て、一人泣いとるし。v-13

URL | yaz #-

2008/08/21 00:24 * 編集 *

No title

見かけによらず、繊細なんですね。(^^;;

URL | YABU #-

2008/08/21 19:49 * 編集 *

△top

コメントの投稿

Secret

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://otabu.blog61.fc2.com/tb.php/11-ceb6f4c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。