YABUへびぃ OVER THE NIGHT

オリジナル曲作成・カヴァー曲選曲・心に残っている名曲にまつわる裏話、或いは日々の生活をのんびり暴露していきます。

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OVER THE NIGHT 

今回より3回にわたり、シリーズ記事にしたいと思う。

駄作シリーズとでも言おうか…

作った当初から、そう思っているわけではない。
もしそうなら、当然ボツにしているはずだ。

良かれと思って作った曲も、時として駄作になってしまうものである。




大学3年12月、『冬の定期演奏会』も終わり、フォークソング部を引退した。
相変わらずサークルボックスへは出入りしていたが、少々暇を持て余していた。

そんなある日、

学生フォーク連盟で親しくなったS女子大の後輩から、「曲を作ってくれないか?」という依頼が来た。
彼女もまた、A.ギターのデュオを組んでおり、最後の定期演奏会の曲目に入れたいらしい。

時間は然程なかったのだが、その頃は曲作りが楽しい時期だったので、二つ返事でOKした。

「たぶん、シンデレラの肖像のような曲を望んでいるんだろうな…」
「2、3曲作って気に入ったのを選んでもらおう」
そんな事さえ思った。

がしかし、いざやってみるとなかなかまとまらない。
人に曲を提供するのは初めて、ましてや歌うのは女の子…
そんなプレッシャーがあったのかもしれない。

それでも1曲、やっと完成させたのはバラード調の曲だった。




OVER THE NIGHT/YABU

今夜は優しさだけでいい 君の膝で眠りたい
もう僕はこのまま死んでゆくかもしれない
ちっぽけな言葉で何度も人を傷つけてきたけど
今度ばかりは自分で 許せないくらいさ

だから君もきっと解ってくれるはず
罪を犯した見返りは 君を愛せなくなること

もう少しだね 僕の不甲斐無さも
君だけに見守られ 僕はただ静かに風になる


今迄の僕を愛してくれるなら もうその必要はない
だって昨日までの自分は消えうせてしまったから
それに僕と同じくらい誰かを平気で愛せるなら
僕も愛した覚えなんかないし 愛したくもない

君が捨て売りで幸せを分けてくれると言っても
僕はむかしのようには 答えを出せはしない

もう少しだね 僕の不甲斐無さも
君だけに見守られ 僕はただ静かに風になる


最後の抜け道があるとすれば 夢に置き換えること
この夜を越えたら 笑い話になればいいのにね
笑い話になればいいのにね





「シンデレラみたいな曲が良かったのに…」

やはり、そうだったか…
しかし彼女は、「この曲もいい!」と言って、曲をうけとってくれた。


もちろん俺は、彼女達の演奏会を観に行った。

ステージが始まった。

俺がわざわざ曲を提供しなくても、いい曲いっぱいあるじゃん…
そんな出来栄えだった。

そして俺が作った曲が流れたのは、最後だった。

パンフレットには演奏曲全部の詞が掲載されていて作詞・作曲の欄まであり、俺の本名がしっかり載っていた。

作った曲への満足度とは裏腹に、少々誇らしげに思った。




彼女を車の助手席に乗せる機会も何度かあり、車のアクセサリーにと、ピエロのマスコットを貰った。


鈍感だった…

ある夜、彼女を家まで送る途中、「車を停めて」と言われ停めた。

告白された。

思ってもみなかった。

「ごめんなさい」

皮肉なことに俺はその頃、彼女の先輩に想いを寄せていたのだった。

その後、俺もまた失恋した。




この曲を駄作に選んだのは、後に結成した『SYMPHONY』で何度か演奏したのだが、ある一人の女性がひどく気に入ってくれたことを除けば、この曲に対する評価をまったく耳にしなかった。
なにより、演奏している本人がつまらなかったことである。

そして極めつけは、この曲をどういったシチュエーションで作ったのか全く覚えていない。

リアリティに基づいて曲を作ることが多い中、やはり時間に追われて無理矢理仕上げた曲なのかもしれない。
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